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iPad専用デジタルカーマガジン Bagnole
まもなく創刊

Bagnole創刊号-表紙

創刊を目前に控え

 私たちはまもなくデジタルカーマガジン『Bagnole』を創刊します。

 長らく世界最大の自動車メーカーとして君臨したGMが倒れ、それと前後して中国が世界最大の自動車販売国に急成長する現代。国内に目を向ければ、かつて400万台を誇った年間販売台数は300万台を大きく割り込んでいます。

 台数だけではなく、自動車メーカーを取り巻く環境も、かつてないスピードで様変わりしています。内燃機関と決まっていたパワートレーンは、いまやハイブリッドが加わり、ピュアEVの本格的な販売も始まります。革新的な技術が次々に市販車に投入されていますが、その目的は一にもニにも「効率」の高さ。一部には、パワーの高さや室内の豪華さを競うカテゴリーも残ってはいますが、いまや新しい技術から、かつての“無邪気さ”が完全に消えています。

 こんな時代に、新たに自動車雑誌を立ち上げるのは酔狂かもしれません。しかし、我々はこんな時代だからこそ、自動車を語らなくてはならないと考えます。クルマがこれほど面白い時代はありません。CO2をまったく排出しない自動車を、どこがどうやって開発するのか、自動車メーカーは人を死なせないクルマを出せるのか、……興味は尽きません。クルマが経験する過去最大の転換期に生きられる我々は、ラッキー以外のなにものでもないのではないでしょうか。

 地球の裏側で発表されたモデルチェンジを誰でもインターネットでタイムラグなく知ることができる時代です。『Bagnole』は、中途半端な速報をお届けしようとは思いません。上から目線で「あのクルマはよくて、このクルマはダメ」などとのたまうつもりもありません。時代の求めに応じ、クルマが変化していく様子を、ひとりでも多くの読者と、楽しみながら、共有していきたいと思っています。

 もちろん、「どれが速い、遅い」だとか、「ピニン・ファリーナよりジウジアーロ」だとか、「イタ/フラ最高!」だとか、そういう従来の楽しみ方をやめてしまう必要はありません。クルマを純粋に、エンターテインメントとして取り上げることも決して忘れるつもりはありません。本音を言えば、まだまだ私の足の重心は20世紀側にありますから。
 

『Bagnole』編集長・塩見 智

 

 

 

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